Taikametsä

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キャンドルの灯り

ここ数日本当に寒い。

とにかく寒い。

 

毎日マイナス20度以下で、おまけに少し風が吹いている。

そうなると体感温度はおそらくマイナス20度後半まで低くなる。

 

フィンランドに来てから毎日キャンドルを使うようになった。日照時間が5時間くらいのこの寒くて暗い国でキャンドルの灯りは、私の生活に欠かせなくなってきている。

 

私はヴィンテージショップというより…リサイクルショップに行くことが趣味なのだけれど、そこに行くとたくさんのキャンドルホルダーが見つかる。もちろんスーパーに行っても大きなキャンドルコーナーがある。フィンランドに来てから、スーパーのキャンドルコーナーと毛糸コーナーの大きさに驚いた記憶がある。

リサイクルショップでは、Iittalaのキャンドルホルダーなんかは大体10€くらいで手に入る。Arabiaのお皿なんかももちろん手に入るけれど、それ以外にも魅力的なものを見つけることが楽しい。

テーブルの窓際にはこの1か月くらいで集めたキャンドルホルダーたちを並べている。すべて0.5€で見つけたもの。かわいくてかわいくて、とても気に入っている。(基本的にヒーターの上には発酵中のパンが…)

 

 

キャンドルを使い始めた理由はもう一つあって。

まだよく理解していない…というより日本の電気事情もあまり知らないが…フィンランドの電気料金は固定制と変動制があるらしい。私の家は固定制だから関係ないといえば関係ないのだけれど、変動制を選択している人たちは毎日毎時間電気の使用料金が変わるみたい。

昨日は特別電気料金が高くなると、噂になっていた。特に19時から20時が高くなると。アパートからも電気代が高くなるから、あまり電気を使わないようにメールが届いた。なぜかエレベーターも止まっていた…。電気を使わないように呼び掛けられるなんて不思議な気分。

 

日本の家の電気は基本白くて明るいものが多い気がする。移住してから1か月くらいは、昼間でも暗いのだから白い電気をつけたいなと思っていたけれど、最近は3時くらいから夜までずっとキャンドルで過ごすことにも慣れた。火を見ると落ち着くし、電気代の節約になるし、まあこれもエコなのかな。

 

 

終わり。